何もしない文、pass文の使い方【Python】

pass文の記事のアイキャッチPython

pythonで何もしない文というのはpassにあたります。

pass

では何もしないのになぜpassが存在(必要)するのでしょうか?

答えはドキュメントにありました。

pass は、文を書くことが構文上要求されているが、プログラム上何の動作もする必要がない時に使われます

https://docs.python.org/ja/3/tutorial/controlflow.html#pass-statements

例えば書くことは決まっているが後で実装する時に関数名やクラス名だけは定義しておくのに使えると思います。

処理内容が書かれていない関数は定義ができないので、処理内容としてpassを入れておくと定義ができるようになるのです。

def func():

# SyntaxError: unexpected EOF while parsing
def func():
  pass

if文で処理内容はないが条件を明示したい場合にも使えると思います。

a = 4
if a>3:
  print('a is bigger than 3')
elif a<=3:
  pass

また何の言語(AVR??)かは忘れてしまいましたが、指定時間だけ処理を停止させる処理をpass(NOP??)のようなものを使って実装していたと思います。NOP??の必要クロック数と周波数やらで何回実行すれば何秒消費できるかを計算して実装していたような気が…

passでも同じようなことが出来なくもないような気がします。
pythonはライブラリが充実しているのでわざわざそんなことする必要もないですが…

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